トラクト02「創造主である神」
「創造主である神」
60兆の細胞からなる人間の身体は
英知ある方の創造なしに存在しなかった
創造主である神
あなたは美術館に行かれたことありますか。本物は違いますね。“はだかの大将”で有名な山下清の作品「長岡の花火大会」を近くで見て驚きました。数万という色とりどりの紙片が見事に調和して一つの作品を造り上げているのです。作者の並々ならぬ思い入れに感服しながら、ふと自分の身体のことを考えてみました。
人間の身体も同様、一つ一つの小さな細胞が完璧に調和し、つながって出来ているのですね。その数、約60兆。紙片数万の比ではありません。紙片で出来た作品ですら、作者の創意なしには存在存在することが出来ないとすれば、まして「60兆という細胞からなる人間の身体も、優れた英知を有する何者かの創意なしには存在しなかった。」そう考えるのは理にかなったことではないでしょうか。
修復士であるキリスト
いかに素晴らしい芸術作品も、完成した次の瞬間から劣化が始まります。輝きや艶が失われていくのです。ところがこれを復元する職人「絵画修復士」と呼ばれている人たちがいます。「復元前」と「復元後」の比較写真を見たことがありますが、彼らの卓越した「業」もまた絶賛に値するものです。
人間も、ある年齢を超えると“劣化(老化)”が始まります。美貌、筋力、頭の回転、記憶力、すべてが衰えていきます。何よりも辛いのは「生きる気力」が減退していくことではないでしょうか。その証拠に多くの人が「昔は良かった」と、未来ではなく、過去を振り返って生きているではありませんか。
しかし人をお造りになられた神は、この私たちにもキリストという修復士を準備して下さったのです。
「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」(新約聖書、コリント5章17節)
作品を愛される神
さて、修復士に依頼される作品はどれでも良いということではないでしょう。その作品は他の何物にも代えられない、貴重な、世界でただ一つのものであるに違いありません。また、そのために支払われる代価は大変高額なことでしょう。神はあなたという世界でただ一つしかない魂を修復するために、ご自身の愛するひとり子イエス・キリストという高価な代価を支払って下さったのです。
神の招き
人間の修復士であられるキリストはこう言われました。
「すべて疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(新約聖書、マタイ11章28節)
もし、この案内を最後まで読んで下さったあなたを神は招いておられます。是非、集会においで下さい。私たちはあなたのお越しを心からお待ちしております。
Br.Cova