2011年7月17日 特別聖書メッセージの集い
「最高に素晴らしい将来の景色」中原 道夫氏
最高に素晴らしい将来の景色
中央線には二つ名物があります。一つはすごく揺れて酔いやすい振り子電車です。もう一つの名物は、車窓から見える絶景です。しかも、長野に向かっていく上り電車と、名古屋に下っていく電車から見える景色が、全く違っています。まるで別の路線を走っているようです。これは人生についても言える事だと思います。神(創造主)から離れていく人生と、神(創造主)に向かって近づいていく人生は見える景色が、まるで違うのです。
神(創造主)から離れて生きる人生にも、それなりの楽しいこと、感激することはあると思います。しかし、それらに熱中できるのは、ゴールを意識しないときだけです。ゴールとは何でしょう。死です。実はこの死を忘れるために、人は夢中になれるものを探しているのではないでしょうか。
あなたはロダンの「考える人」という作品をご存じでしょう。あの考える人は、何を考えているのでしょうか。実は「考える人」というタイトルは、鋳造家のリュディエが後から付けたものです。本当のタイトルは、いくつかの彫刻を組み合わせた大作「地獄の門」です。その中の一つ「考える人」は、地獄で苦悩する人間を直視しながら、人生とは何か、人間の本質は何か、人生の結末がこれだったら人は生きている間に解決すべき第一の問題は何かを考えている人の姿なのです。
ゴールが死と死後の裁きであるなら、どんな痛みを伴っても、それを避けるための選択をすべきではないでしょうか。命のルーツである神(創造主)から離れていく列車から、命のルーツへ立ち返る列車に乗り換えることが必要なのです。そして、その列車こそは、イエス・キリストなのです。罪赦され、永遠の命を得た人生は、その見え方、景色がまるで違ってきます。人生そのものに対する見え方、将来の景色が、最高に素晴らしいものとなるのです。
特別聖書メッセージの集い
●2011年7月17日(日)午後2:30より
●ところ:一志キリスト集会
●聖書メッセージ:中原 道夫氏(京都・西京極キリスト集会)
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